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植物の栽培方法と特徴

植物の栽培方法と特徴policy

タイタンビカス

タイタンビカス01
 特徴/魅力/植えつけ/水やり/肥料
花期/冬の管理/病害虫/植え替え


○タイタンビカスとは
三重県津市で50年にわたり園芸植物の生産、販売をしている㈱赤塚植物園が開発した  世界にもない、まったく新しい植物です。(アオイ科ヒビスクス属)
アメリカフヨウとモミジアオイの交配選抜種です。
大型の宿根草で、日当たりさえよければ毎年咲きます。
圧倒的な存在感と驚異的な強さ、ハイビスカスのような花姿から『巨神タイタン』にちなんで、『タイタンビカス』と名づけました。

○魅力
圧倒的な存在感
大輪の花は驚くほど綺麗
とにかく強健(メンテナンスフリー) 
暑さ、寒さに強い宿根草
真夏の花の少ない時に咲く(7月下旬~10月上旬)
200輪以上の花が咲く

○植え付け、日当たり
植える場所は日当たりさえ良ければ土質は選びません。
暑さに強いので、強い西日の当たるところでも全く問題はありません。
ポットから抜いた苗は、やや深く埋め込むようにすると、倒れにくくなり、翌年に株元からの発芽が多くなります。
一年で、植木のように大きくなるので、地植えの際は十分なスペース(1本につき0.5㎡~1㎡を目安)に植えてください。
鉢植えなら、最低8号(直径24㎝)鉢、出来れば10号(直径30cm)鉢以上のものに植えつけると、しっかりと成長します。
植えつけたあとはたっぷりと水を与えます。背が高くなるので、植え付けと同時に支柱を立てておくと良いでしょう。
伸びるにしたがって茎を支柱に結んでゆきますが、すぐに太くなるのでゆるめに結んでおきます。

○水やり
鉢植えの場合は土の表面が乾いてきたら、鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えます。
夏場は特に水切れに注意してください。一日2回、朝と夕方に与えます。
鉢の下に受け皿を引いて、水をためておくのも良いでしょう。
庭植えの場合、植え付け後2週間程度は土の表面が乾いてきたら、たっぷりと与えますが、その後はほとんど必要ありません。

○肥料
肥料が足りないと大きくならず、花数も期待できません。
植え付け時には、ゆっくり効く緩効性肥料を一緒に土に混ぜ込んでおきます。
鉢植えの場合、肥料切れしやすいので、生育の様子を見ながら、鉢物用肥料を追肥するか、液肥を薄めて水やり代わりに与えます。
順調に生育すると7月頃よりたくさんの花を楽しめます。

○花期
7月~10頃に開花します。 ※地域により開花期間が異なります。
花は一日花です。
1株で200輪以上の花を楽しめます(植え込んで2年目以降)

○冬の管理
タイタンビカスは宿根草ですので、翌年にはまた芽が出て、花を咲かせます。
冬には地上部が枯れた状態で茎が残るので、地際で刈り取ってください。
通常そのままで根株は越冬しますが、寒地では土寄せなどをして防寒した方が良いでしょう。
※暖かい地方では地上部が枯れずに残ることがあります。3月頃には一度地ぎわまで切り戻し、地中から新しい芽を出させたほうが元気よく育ちます。
5月のゴールデンウィークの前後に芽が出てきます。

 ≫タイタンビカスの株分け方法(動画)【約18分間
  ※Daily Motionを利用して掲載させていただいております。

○病害虫
ハマキムシやアブラムシが付きやすいので注意します。
植込み時や6~9月の間オルトラン粒剤を株元に撒いておくと予防できます。
付いてしまったら、園芸用の殺虫剤で防除します。

○植え替え
年々株が大きくなるので、鉢植えの場合は2年に一度植え替えます。
庭植えの場合は4~5年に一度、11月~3月の間に掘り上げて株分けすると良いでしょう。