ネオレゲリアとは/育てる場所/水やり 肥料/株分け |
○ネオレゲリアとは
ネオレゲリアは、南アメリカの熱帯地域周辺に自生するブロメリア(アナナス)の仲間です。
非常に鮮やかな葉色と艶やかな姿が人気を呼び、たくさんの趣味家によって育種交配が繰り返され現在では、2000種をはるかに超える交配種が誕生してます。
品種の多くには葉にトゲがありますが、幅広のもの、細身のもの、色も緑、赤、ピンク、オレンジ、がらものなど豊富です。大抵の場合、放射状に広がる葉の中心に花を咲かせますが、開花時には、葉もさらに鮮やかに色づきます。
中には、写真のように、開花時だけ、赤くなるものもあり、その時期や状態によって見た目を大きく変えてくれるため、栽培の楽しみも倍増します。
○育てる場所
ネオレゲリアの葉色は、日の光があまり当たらないと退色していってしまいます。そのため、春や秋、冬などの日差しの緩い時期は、窓辺などに置きしっかりと光を当ててあげましょう。ただし、冬場の夜間の窓辺は寒くなるので気をつけます。また、真夏の強い日差しの場合、葉が焼けてしまうことがあります。真夏に限っては、直射日光が緩くなる場所を選びます。
○水やり
特に春から晩夏にかけての生育が旺盛な時期には、放射状に広がる葉の中央のくぼみ(この部分に花が咲きます)水をいれておきます。溜めた水が、腐ってしまわないようにするため、水やり際には、たっぷりと勢い良く流し込んで古い水が入れ替わるようにします。もちろん、株元の土にも水を与えます。
秋~初春にかけては、寒さも厳しく生育が落ち着くので、水をためるのをやめます。その代りに葉に霧吹きなどで湿度を与えます。
○肥料
液体肥料を規定量よりも薄めに希釈して、月に一回程度与えておくと効果的で、生育だけでなく、葉色や艶が良くなります。。
○株分け
花が咲いた後など、ある程度株が成熟すると脇から子株が発生します。この子株の葉が5枚以上になったら付け根の堅い基部親株から切り取り、ミズゴケやココヤシを使って植え付けを行います。