♦今、これ全部お店に並んでます！　

　　※上の写真は2019年4月28日に撮影されたものです。ご来店時の在庫状況により商品がない場合がございます。

　赤塚植物園 アカツカFFCパビリオンの本館では、入店早々の正面のディスプレイから始まって後方の陳列棚まで、今、店内の１/５ほどものスペースを使ってたくさんのアジサイ（ハイドランジア）が並んでいます。
　アジサイの育種の歴史はとても面白く、日本では令和の年号の起源として話題になっている「万葉集」にもアジサイは登場するほど昔から親しまれていますが、特に1820年代ドイツ人医師のシーボルト氏が、その美しさに魅了されてヨーロッパに持ち帰ったことで、東洋の美の感じさせる花としてヨーロッパでも人気の植物になります。
　ヨーロッパではその後、幾度も育種が繰り返されて、より一層の美しさや華やかさが強調された品種が誕生しました。その後、アジサイは、海を越えてまた日本に帰ってきました。
　日本では、ヨーロッパから帰ってきたアジサイを見て、「見たことない美しさだ」とその人気はさらに不動のものとなったと言われています。
　春の園芸シーズンから始まり夏までロングランで楽しめる鉢花向きの品種と、路地植えでも樹形が崩れない花壇植えに適した品種があり、楽しみ方にも広い幅があります。
　アカツカFFCパビリオンでは、これから、春の園芸フェア、母の日、そして、夏のフラワーギフトとその季節に応じて品種を変えながらたくさんのアジサイが並びます。